

伝承の概要
カロンは、ギリシャとローマの物語で、冥界の水を渡る死者を運びます。船の浮かぶ川は作者によって異なり、すべての物語に共通する地図はありません。
物語とその背景
短い語り直しと解説です。参照した資料は下に記しています。
ウェルギリウスの『アエネーイス』では、巫女シビュラがアエネアスを岸へ連れてきます。カロンは初め、生きた人を乗せることを拒みます。
シビュラが黄金の枝を見せると、カロンはアエネアスを迎えます。いつもは、もっと軽い乗客を運んでいる船です。
死者に添えられた硬貨は、カロンへの渡し賃と結びつけられます。ただし埋葬の習慣はさまざまで、すべての墓に硬貨があったわけではありません。
アリストパネスの喜劇『蛙』では、ディオニュソスが自分で櫂を持たされます。渡し守の前で、漕ぎ方を覚えなければなりません。
出典と編集状況
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